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NOOS
I-LAC NOOS について
JAXA/EORCホームページで公開されている,ADEOS/OCTS Intensive LAC Data (I-LAC) をより簡便に取り扱えるように I-LAC NASDA Ocean Observation System (I-LAC NOOS) が開発されました.I-LAC NOOS はI-LACデータをオンラインで提供するホームページと,そこからダウンロードしたデータを扱う I-LAC Marine Environment Analysis Software (I-LAC MEAS) で構成されます.
I-LACデータのダウンロードは,こちらのホームページからご利用下さい.
I-LAC MEAS
I-LAC MEASでは,PCにダウンロードしたI-LACデータを可視化し,付帯情報を加え,簡易な解析を行うことができます.以下のような機能等を有しています.作図例は以下の通りです.
- 緯度経度線の描画
- 海岸線の描画(陸域のマスク)
- 海底地形の描画(等深線)
- 付帯情報の自動読み込みとアノテーション化
- カラーテーブルの割り当て
- カラーバー(凡例)の作成
- プロファイル作成
- クロロフィル濃度,海面水温相関図の作成
- NSCATデータの読み込み,及び風ベクトルの描画
- 画像のオーバーレイなど,簡易レイヤー編集機能
- 黒潮域のクロロフィル濃度分布画像の可視化例:
- クロロフィル濃度観測データにカラーテーブルを割り当て、緯度経度線、陸域マスク、海底地形をオーバーレイした。
- 画像上の線分に沿ってクロロフィル濃度のプロファイルを作成した例:
- 同じ観測データのクロロフィル濃度と、海面水温の関係を相関分布図にした例:
- 縦軸が水温、横軸がクロロフィル濃度を示す。
また,I-LAC MEAS の推奨動作環境は以下の通りです.
I-LAC MEAS は INRIAが開発したScilabを用いて開発を行っています.配布用CD-ROMにはScilab のインストーラーも含まれています.
- Pentium以上のCPU
- Windows95およびNT
- 256色以上の表示機能を持つディスプレイ
ソフトウェアの公開
I-LAC MEAS は,オンラインでの公開は行っていません.
I-LAC MEAS は,NASDA主催の海洋リモートセンシングセミナーなどにおいて教材として配布を行っています.
地球観測研究センター |
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