1.はじめに
このホームページは、NASA地球観測衛星TERRA/AQUA搭載センサMODISによって観測されたデータを東海大学情報技術センター(TRIC)および宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 地球観測センター (EOC) が受信・輝度/幾何変換処理(Level 1B)処理し、そのデータをJAXA/地球観測利用推進センター(EORC)が準リアルタイム処理して公開しているものです。
公開データは、1km分解能のクロロフィルa濃度・海面水温の画像とバイナリデータ、及び海面放射輝度・簡易大気補正済み輝度画像と250m・500m分解能の幾何補正済み画像です。
2.データ処理について
EORCでは、TRICから提供されているMODISデータおよびEOCで受信したMODISデータを、ADEOS-2搭載センサGLI用に整備している物理量推定アルゴリズムを用いて処理しています。
データ処理のフロー図はこちら をご覧下さい。
3.データ利用方法
Monthly Index
・Monthly Indexでは、1km分解能のchla、SST、nLw、RcReflと夜間観測SST、及び250m/500m分解能の有明海、瀬戸内海、東京湾、噴火湾、オホーツク海のRGB合成画像が利用できます。
・ここで公開されている画像は基本的にどなたでもご利用いただけますが、利用にあたっては下記「5.データ利用に関する注意事項」をよくお読み下さい。
Binary Data
・Monthly Indexの画像のうち、1km分解能のchla、SSTについては固定領域で切り出したバイナリデータをBinary Dataにて利用可能です。
・バイナリデータを利用する際には、利用者氏名・所属等、簡単な登録作業が必要になります。
4.運用・更新履歴
TRIC、EOC、EORCではデータ処理プログラムのバージョン更新を適宜行っております。また、MODISセンサの運用状況やTRIC、EOC、EORCの処理状況によってはデータ更新を中断することがあります。これらの情報についてはHistory をご確認下さい。
5.データ利用に関する注意事項
本ホームページに掲載されているMODIS画像(サムネイル画像・JPEG画像)及びバイナリデータをご利用の際には研究データの利用条件 で定める条件に従ってください。
また、以下の点にご注意下さい。
本ホームページに掲載されているMODIS画像の加工及び再配布を行う際には、画像の出所を明記するため、TRIC受信のデータについては「宇宙航空研究開発機構(JAXA)/東海大学(TSIC/TRIC)提供」、英文の場合は「Courtesy of JAXA/TOKAI UNIVERSITY」と記載して下さい。同様に、EOC受信のデータについては、「宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供」、「Courtesy of JAXA」と記載して下さい。
本ホームページから取得したMODISのバイナリデータを無断で再配布することは許可されていません。ただし、
利用研究・利用技術の開発などの目的で特定の機関への再加工や再配布などを希望される場合は、
その内容等を審査し、許可する場合があります。ADEOS/海洋事務局まで、目的、使用データ種類、処理内容、
配布対象機関、利用機関などを御連絡下さい。
取得したデータを用いて論文・レポート等を出版する場合は、謝辞等にデータの出所を明記して下さい。
また、ADEOS/海洋事務局では関連文献の収集を行っています。得られた成果の報告として、データを利用した論文・レポート等の別刷またはコピーを下記連絡先までご送付下さい。なお、成果の取りまとめ及びユーザサービス向上のため、利用頻度や利用者からの要望、利用成果などについての
簡単なアンケートを1回/年程度行う予定ですので、御協力お願い致します。
連絡先;
〒305 - 8505
茨城県つくば市千現2-1-1
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
地球観測研究センター(EORC)
GCOM問合せ事務局(旧ADEOS/海洋事務局)
FAX: 029-868-2961
E-mail: